【抗精神薬リスト効能.副作用】

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劇薬[編集]



劇薬の容器に表示されるマークの表示例。
劇薬は医薬品の一種である。定義及び取扱いは同法44条以下が定めている。
劇性が強いものを薬事・食品衛生審議会の意見を聴いて厚生労働大臣が劇薬として法令で指定する。劇薬は白地に赤枠、赤字をもって、その品名及び「劇」の文字が記載されていなければならない。また、その保管に際しては、他の物と区別して貯蔵および陳列しなければならない。
具体的には、致死量が、経口投与で体重1kgあたり300mg以下、皮下注射で体重1kgあたり200mg以下のものを言う。


【01-01抗精神病薬AntipsychoticsWikkipedia
 広義の向精神薬の一種で、主に統合失調症や躁状態の治療に承認されている精神科の薬である。過去には、神経遮断薬(Neuroleptics)[3]、あるいはメジャートランキライザー(Major tranquilizers)とも呼ばれ、1950年代には単にトランキライザーと呼ばれた。薬事法における劇薬に指定されるものが多い。抗精神病薬は、それ以外にも幅広い精神障害に使用される。
 抗精神病薬は大きく2分類することができ、古い定型抗精神病薬と、新世代型の非定型抗精神病薬がある。非定型抗精神病薬は、双極性障害のうつ状態やうつ病にも適応がある薬がある。非定型抗精神病薬は、従来の定型抗精神病薬と比較してドーパミンD2受容体拮抗作用に加えてセロトニン5HT2A受容体拮抗作用を有したり、「緩い」ドーパミンD2受容体拮抗作用を有するなどの特徴をもった薬剤である。
 定型抗精神病薬は、錐体外路症状、口が渇く、便秘といった副作用が少なく、統合失調症の陰性症状にも効果が認められる場合があるとされる。しかし#定型対非定型節に見られるように、大規模な試験による分析によれば、非定型抗精神病薬が定型抗精神病薬よりも優れているという根拠は乏しい。
 厚生労働省自殺・うつ病等対策プロジェクトチームが「統合失調症に対する抗精神病薬多剤処方の是正に関するガイドライン」の策定を計画しており[7]、2013年10月にSCAP法という減薬ガイドラインが公開された[8]。抗精神病薬の大量処方からの減量は、過感受性精神病という離脱症状による精神症状の悪化を引き起こす可能性があり注意が必要である[9]。
 抗精神病薬の使用は脳の容積を減少させるかについてはさらなる研究を要する[10]。抗精神病薬の使用は若年認知症発症の危険因子である[11)。
医療用途
統合失調症に用いるのが典型的な用途である[1]。抗精神病薬は、ドーパミン拮抗薬(ドーパミン・アンタゴニスト)で、主な作用は脳内の神経伝達物質であるドーパミンの遮断である。主に、中脳辺縁系のドーパミン作動性ニューロンのドーパミンD2受容体を遮断する。そのことによって、妄想や幻覚といった精神症状を軽減させる。PET(ポジトロン断層法)での研究から、高プロラクチン血症や錐体外路などの副作用が生じるよりも少ない量で有効な反応がみられることが明らかになっている[12]。
単に適応が認められていないばかりでなく、小児や高齢者では死亡リスクを高めることが実証されているために、適応外使用の違法なマーケティングに対し、非定型抗精神病薬のエビリファイ(アリピプラゾール)、ジプレキサ(オランザピン)、セロクエル(クエチアピン)、リスパダール(リスペリドン)と罰金の史上最高額を塗り替えている[13]。
いずれにせよ、各々の薬剤の特徴を考え、標的症状の性質と照らし合わせながらエビデンスに基づいた薬剤使用が望まれる。また、いたずらな多剤併用は避け、可能な限り単剤投与を心がけるべきであり、WHOガイドラインでも「一度に1種類の抗精神病薬を処方する」という立場である[1]。


【01-02向精神薬Psychoactive drug, Psychotropic
とは、中枢神経系に作用し、生物の精神活動に何らかの影響を与える薬物の総称である。主として精神医学や精神薬理学の分野で、脳に対する作用の研究が行われている薬物であり、また精神科で用いられる精神科の薬[2]、また薬物乱用と使用による害に懸念のあるタバコやアルコール、また法律上の定義である麻薬のような娯楽的な薬物(英語版)が含まれる[3]。
個々では異なる特徴を有する。典型的な精神刺激薬は、興奮を生じさせるが、MDMAでは共感性を呼び起こす作用が強い。オピオイドやアルコールのように致死量と作用量が狭く過剰摂取によって死亡しやすい薬物や、大麻や幻覚剤のように広いためそうしたことが起こりにくいものがある。ニコチンやアルコールは共に依存性が強いとみなされているが、アルコールの離脱症状による振戦せん妄は致命的となりえるが、ニコチンではそうしたことは起こらない。アルコールの作用には暴力を起こす傾向があり、大麻のように攻撃的な感情を減少させる薬物がある。

狭義の「日本の法律上の向精神薬」は、麻薬及び向精神薬取締法で個別に指定された薬物を指す。薬物乱用の懸念があるメチルフェニデートのようなや精神刺激薬、ベンゾジアゼピン系やバルビツール酸系の抗不安薬・睡眠薬・麻酔薬・抗てんかん薬の一部が、日本の同法における第一種向精神薬から第三種向精神薬に指定されている。これは国際条約である向精神薬に関する条約の付表IIからIVに相当する。

【01-03クロルプロマジン】
 重要な副作用は、パーキンソン症候群である。初期は手がふるえ、綺麗な文字が筆記できなくなり(くずしたような文字になる)、けいれん(振戦)が生じ、横隔膜のけいれん(しゃっくり)なども生ずることが報告されている。美容上では色素沈着などが生じ、その結果そばかす状の汚点などが生じる。眼科では網膜に色素沈着が生ずることも知られている。おおむね、活力が減退し、「意志」の力が減退する。また、外的なストレスに弱くなり、内部に「ストレス」が蓄積される。[
【01-04CP換算値】
Cp換算値:抗精神病薬をCpつまりクロルプロマジン(コントミンやウインタミン)の力価に換算したもの。例えば、Cp換算値が1000mgなら1日にコントミン(50mg)を20錠飲んでいるという目安になる。最大時でも、1日800mgくらいまでが常識とされている。



【02-01べゲタミン-B配合錠】】 :(Vegetamin)とは、抗精神病薬の成分クロルプロマジンと、バルビツール酸系のフェノバルビタール、抗ヒスタミン作用のあるプロメタジンを含む合剤である[1]。塩野義製薬から1957年から2016年12月31日まで販売された。ベゲタミンは同社の登録商標(第5234290号)である。処方箋医薬品であり、世界でも日本でのみ流通していた[1]。劇薬、習慣性医薬品、麻薬及び向精神薬取締法における第三種向精神薬の指定があった。
ベゲタミンの薬効分類名は精神神経用剤で、適応は各種の精神障害の鎮静催眠に用いられる。フェノバルビタールは、過量投薬のリスクが高く、治療薬物モニタリングが必要である[2]。バルビツール酸系は薬物の離脱時の痙攣大発作に注意が必要である[3]。
2005年から2010年までの5年間でも、不審死からのベゲタミンの成分3種の検出が増加しており[4]、オーバードース時に致死性の高い薬の2位の薬だと同定されていた[5]。ベゲタミンは外来患者には用いるべきではない[6]、極力処方を回避すべき[7]、いかなる場合にも処方すべきではない医薬品[8]、飲む拘束衣[1]と言われていた。
 主成分:クロルプロマジン塩酸塩(Chlorpromazine hydrochloride
 プロメタジン塩酸塩(Promethazine hydrochloride)
 フェノバルビタール(Phenobarbital)
 
 この薬の作用と効果について
 中枢神経系に作用する3つの有効成分を配合しています。精神状態を安定させて不安感、緊張感、イライラ感などの症状を鎮めたり、睡眠を促します。通常、統合失調症、老年精神病、躁病、うつ病またはうつ状態、神経症における鎮静催眠に用いられる。


【02-02クエチアピンフィル酸塩ーセロクエル】 :Quetiapine)は、ジベンゾチアゼピン系の非定型抗精神病薬の一つである。国内外で商品名セロクエルで販売され、日本での適応は統合失調症である。主にその症状である幻覚や妄想を抑える。またアメリカでは双極性障害にも適応があり気分安定薬として用いられる。薬事法における劇薬。
成分(一般名)クエチアピン フマル酸塩

心の不具合を調整し、気持ちをおだやかにするお薬です
働き
気持ちの高ぶりや不安感をしずめるほか、停滞した心身の活動を改善する作用があります。そのような作用から、統合失調症にかぎらず、強い不安感や緊張感、抑うつ、そう状態などいろいろな精神症状に応用することがあります。
②主な作用は、ドーパミンとセロトニンという2つの神経伝達物質をおさえることです。2つをおさえることで、統合失調症の陽性症状(幻覚、妄想、興奮)と陰性症状(無感情、意欲低下、自閉)の両方によい効果を発揮します。
③双極性障害いわゆる躁うつ病は、妙にはしゃいだり、怒りっぽくなったり、さらには判断力が低下し行動がエスカレートしてきます。逆に、うつ状態に入ると、気分が落ち込み、悲観的になり、ときに命を否定するほどの強い思いにかられます。このお薬のもう一つの効能は、そのような双極性障害におけるうつ症状に対してです。うつ病相におけるうつ症状を改善し、不安をしずめ気分を落ち着けます。
薬理
 脳内のドパミン2(D2)受容体を遮断することで、ドーパミン神経系の機能亢進により起こる陽性症状をおさえます。また、セロトニン2(5-HT2)受容体を遮断することで、ドーパミン神経系の働きがよくなり、陰性症状が改善します。このような作用メカニズムからから、セロトニン・ドーパミン拮抗薬(SDA:Serotonin-Dopamine Antagonist)とか5-HT2/D2拮抗薬などと呼ばれています。そのほかにも、アドレナリンやヒスタミンなどいろいろな受容体に作用することから、多受容体作動薬(MARTA:Multiacting Receptor Targeted Antipsychotic)に分類されることもあります。
副作用
 従来の定型抗精神病薬に比べ、錐体外路系の副作用(下記)はかなり少ないのですが、やはり、手のふるえ、こわばり、じっとできないといったパーキンソン病のような症状がでる可能性があります。長期服用時は「遅発性ジスキネジア」にも注意が必要です。

1. 警告

  1. 1.1 著しい血糖値の上昇から、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡等の重大な副作用が発現し、死亡に至る場合があるので、本剤投与中は、血糖値の測定等の観察を十分に行う事。
  2. 1.2 投与にあたっては、あらかじめ上記副作用が発現する場合があることを、患者及びその家族に十分に説明し、口渇、多飲、多尿、頻尿等の異常に注意し、このような症状があらわれた場合には、直ちに投与を中断し、医師の診察を受けるよう、指導すること。
成分一般名:デュロキセチン塩酸塩
区分神経系用剤(含む別用途)/非定型抗精神病薬(MARTA)/抗精神病剤
薬効分類名:セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤
 セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬SNRI(英語: Serotonin & Norepinephrine Reuptake Inhibitors; [1])は、抗うつ薬の種類である。シナプスにおけるセロトニンとノルアドレナリンの再吸収を阻害することで、これらの神経伝達物質の濃度を増加させる。選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)がセロトニンのみの再吸収を阻害するのに対して、SNRIではさらにノルアドレナリンの再吸収を阻害することによって、興奮神経を刺激する。そのため、興奮に起因した不眠症のような副作用も生じやすい。
 抗うつ薬にはセロトニンに関わる薬があり、TCASSRISNRIMAO阻害剤が主に当てはまる。セロトニンの再取り込みを阻害することによってシナプス間のセロトニンの量が増えるとされる。
成分(一般名)デュロキセチン塩酸塩
 憂うつな気分をやわらげ、意欲を高めるお薬です。うつ病やうつ状態の治療に用います。また、別の効能として、ある種の痛みにも有効です。
働き
①第一の効能は‘うつ’の治療です。気分が晴れずに落ち込んだり、悲観的になったり、やる気がでない、集中できない、眠れない・・そんなこじれた心の症状を改善し、気持ちが前向きになるのを助けます。また、不安や緊張した気分をほぐして、気持ちを楽にします。うつ病のほか、いろいろな心の不具合に応用されることがあります。
②ある種の痛みにも有効です。なかでも よい適応となるのが糖尿病の合併症で一番多い糖尿病性神経障害です。高血糖により神経細胞の働きがおかしくなり、手足がしびれたり、しつこい痛みが続きます。このお薬は、そのような糖尿病性神経障害にともなう疼痛をやわらげます。さらに適応症が拡大し、神経の障害がかかわる慢性腰痛症、変形性関節症や線維筋痛症の痛みにも使えるようになりました。
薬理
①抗うつ作用として、脳内の2つの神経伝達物セロトニンとノルアドレナリンの再取り込みを阻害します。これにより、脳内シナプス間隙におけるそれらの濃度が高まり、神経の伝達がよくなるのです。セロトニンの増加は不安をやわらげ「気分」を楽にし、ノルアドレナリンの増加は「意欲」を高めるといわれます。セロトニントランスポーターとノルアドレナリントランスポーターだけに結合し、その他の受容体にはほとんど作用しないので、旧来の抗うつ薬にみられる不快な副作用が少ないです。このような作用機序から、「セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(Serotonin-NorAdrenalin Reuptake Inhibitors)」と呼ばれ、SNRIと略称されることが多いです。
②鎮痛作用も持ち合わせています。痛みを抑える神経「下行性疼痛抑制神経」には、ノルアドレナリン作動性神経とセロトニン作動性神経の2系統があります。このお薬は、その2つの神経機能を高めることで、一次求心性神経から二次求心性神経への痛みの伝達を抑制します。
副作用
鎮痛作用も持ち合わせています。痛みを抑える神経「下行性疼痛抑制神経」には、ノルアドレナリン作動性神経とセロトニン作動性神経の2系統があります。このお薬は、その2つの神経機能を高めることで、一次求心性神経から二次求心性神経への痛みの伝達を抑制します。
もし、普通でない不安感や焦燥感、イライラ落ち着かない、気持ちの高ぶり、悪い衝動にかられるなど、精神的な変調が気になるときは、医師と連絡をとり指示をあおいでください。このような気分障害は、とくに飲み始めや薬の量を増やしたときに現れやすいものです。
...https://www.data-index.co.jp/knowledge/detail4-4.html
デュロキセチン塩酸塩の効く仕組み】
ここでは、「うつ病・うつ状態」と「痛み」の2つに分けて、デュロキセチン塩酸塩の効く仕組みを説明します。



1. うつ病・うつ状態
 私たちの思考や行動には多数の神経が関わっています。神経が次の神経に様々な神経伝達物質を渡すことで、思考や行動に関する情報(シグナル)が伝えられていきます。神経の端には、神経伝達物質を出す穴と受け取る口(受容体(レセプター))があり、そこでキャッチボールのようなやり取りが行われます。神経伝達物質のうち、不安や無気力の発生に関わっているのが脳内の「セロトニン」と「ノルアドレナリン」です。セロトニンの増加は不安を和らげ気分を楽にし、ノルアドレナリンの増加は意欲を高めます。うつ病・うつ状態は、このセロトニンとノルアドレナリンの受け渡しが不足することにより情報伝達がうまく行えず、不安や無気力になる状態と考えられています。これらの症状は、セロトニンとノルアドレナリンを薬で補うことにより改善することができます。
1.うつ病・うつ状態
神経から放出されたセロトニンとノルアドレナリンはすべてが次の神経に渡されるわけではなく、神経伝達物質を渡す神経と受け取る神経の間に漂い、再び元の神経(神経伝達物質を渡す神経)に戻ることがあります。デュロキセチン塩酸塩は、セロトニンとノルアドレナリンが次の神経に渡されず再び元の神経に戻るのを抑える働きがあります。この働きを「再取り込み阻害」と呼びますデュロキセチン塩酸塩は、セロトニンとノルアドレナリンを再取り込みする部位だけをターゲットにして結合し、再取り込みを阻害することで、神経伝達物質を渡す神経と受け取る神経の間のセロトニンとノルアドレナリンの濃度を高めます。これにより、セロトニンとノルアドレナリンが次の神経に取り込まれる量が増加するので、うつ病・うつ状態を改善することができます

2. 痛み
「痛み」は、侵害性(けがなど)、神経障害性、心因性に分類されますが、痛みが発生すると、痛みの情報(シグナル)が神経を通じて脊髄から脳へと伝えられ、痛みの部位やその強さを認識します。つまり、痛みは脳で感じるのです
 痛みを伝える神経がある一方で、脊髄から脳への痛みの伝達を抑制する「下行性疼痛抑制系神経」と呼ばれる痛みを抑える神経があります。この下行性疼痛抑制系神経の働きは、セロトニンとノルアドレナリンによって活性化されることがわかっていますそして、慢性的な痛みの原因のひとつとして、セロトニンとノルアドレナリンの機能低下やバランス異常が考えられています。つまり、セロトニンとノルアドレナリンで下行性疼痛抑制系神経を活性化することができれば、痛みを感じにくくなり鎮痛効果を得ることができます。

2.痛み
下行性疼痛抑制系神経を介して痛みを抑える仕組みに関わるセロトニンとノルアドレナリンの再取り込みをデュロキセチン塩酸塩が阻害することにより、下行性疼痛抑制系神経の働きを高め、痛みの伝達を抑制し、痛みを改善します。
2.痛み
このように、「うつ病・うつ状態」と「痛み」にはセロトニンとノルアドレナリンという同じ神経伝達物質が関わっていますが、関わる神経によって異なる働きをしています。デュロキセチン塩酸塩は、役割の異なるそれぞれの神経で効果を発揮することができるため、複数の疾患に対して効果を示すことができます
【03-01デパゲン】【【デパゲンR錠200㎎】】:
バルプロ酸ナトリウム(Sodium valproate、VPA)は、抗てんかん薬の1つである有機化合物(合成された分岐短鎖脂肪酸であるバルプロ酸のナトリウム塩)。日本では販売名デパケン(およびデパケンR)、セレニカで知られ、多くの後発医薬品も販売されている。適応は、てんかん、躁状態の治療、片頭痛発作の発症抑制である。双極性障害(かつての躁うつ病)の気分安定薬(主に躁エピソードの症状の抑制)としても知られる。

7. 薬剤名等
ベンゾジアゼピン系薬剤(ジアゼパム等)、ワルファリンカリウム
薬効分類名:抗てんかん剤、躁病・躁状態治療剤、片頭痛治療剤
働き-1:てんかんは、脳の神経の電気信号が過剰に発射され、意識障害やけいれん発作を繰り返す病気です。診断のために脳波検査をおこなうと、異常な電気的活動によるてんかん性異常波がみつかります。このお薬は、抗てんかん薬です。脳神経の興奮をおさえて、てんかん発作を予防します。また、怒りやすい、不機嫌といった てんかんにともなう性格行動障害を改善します。子供に多い欠神発作(意識消失発作)いわゆる小発作をふくめ、部分発作、全般発作を問わず さまざまな発作型に広く使用されています。作用のしかたは、脳神経の興奮をしずめるガンマアミノ酪酸(GABA)の脳内濃度を高めるなどして、抗けいれん作用を発揮します。
働き-2:躁状態がひどくなると、落ち着きがなくなり、妙にはしゃいだり、怒りっぽくなったり、行動がエスカレートしてきます。ときに、家庭や社会で大きな問題を起こしてしまう病気です。このお薬は、そのような躁病や躁うつ病の躁状態の治療に用います。脳の神経をしずめて、気分の高ぶりをおさえ落ち着かせます。
働き-3:片頭痛は慢性頭痛のひとつです。ズキンズキンと脈打つような強い頭痛が発作的に起こり、吐き気や嘔吐を伴うことも多いです。このお薬の第3の効能は、片頭痛の予防です。脳の神経をしずめる作用により、脳血管の異常な運動(収縮・拡張)がおさえられ、片頭痛が起こりにくくなります。処方対象は、発作頻度が多く日常生活に支障となる場合、トリプタン系など頓用薬の効果が不十分な場合などです。予防的に定期服用することで、発作回数の減少、前駆症状の軽減、また発作治療薬の減量がはかれます。
薬理:ガンマアミノ酪酸(GABA)は、脳神経の興奮をおさえる抑制性神経伝達物質です。このお薬は、そのガンマアミノ酪酸の脳内濃度を高めます。さらに、ドパミン濃度を上昇、セロトニン代謝を促進し、脳内の抑制系を活性化させることで、脳神経の興奮をしずめます。



【03-02デパス】:エチゾラム(英語: Etizolam)は、チエノトリアゾロジアゼピン系(英語版)に属する抗不安薬[1]、睡眠導入剤であり、ベンゾジアゼピン系と同様の作用を持つ。チエノジアゼピン系とするものもある[2]。日本で開発され、日本、イタリア、インドで医薬品である[1]。日本の先発品はデパス。多くの後発医薬品が存在する。 連用により依存症、急激な量の減少により離脱症状を生じることがある[3]。使用されている国が少ないため国際条約である向精神薬に関する条約による規制はない[4][1]。日本では、麻薬及び向精神薬取締法の第三種向精神薬に指定されている。他のベンゾジアゼピン系の薬剤を含めても、日本の乱用症例において3位がエチゾラムである[5]。エチゾラムを10倍量誤投与し、植物状態となった事例は、日本薬剤師会[6]、日本病院薬剤師会[7]、厚生労働省による事故防止の検討会[8]でもとりあげられており、事故防止に重要である。


ニトラゼパム】

ベンザリン錠10ベンザリン錠2~5~10、ベンザリン細粒1%、ネルボン錠5mg~10mg、ネルボン散1%
催眠鎮静剤,抗不安剤/ベンゾジアゼピン系/睡眠誘導剤
レボメプロマジン マレイン酸塩
レボトミン5mg

レボトミン錠5mg~25mg~50mg、レボトミン散10%~50%、レボトミン顆粒10%、ヒルナミン錠(5mg)~(25mg)~(50mg)、ヒルナミン散50%、ヒルナミン細粒10%
神経系用剤(含む別用途)/フェノチアジン系/精神神経安定剤
クロキサゾラム】セパゾン錠22mg

セパゾン錠1~2、セパゾン散1% ・
催眠鎮静剤,抗不安剤/ベンゾジアゼピン系/マイナートランキライザー
 【アリピプラゾール】アリプラゾール錠3mg
エビリファイ錠1mg~3mg~6mg~12mg、エビリファイOD錠3mg~6mg~12mg~24mg、エビリファイ散1%、エビリファイ内用液0.1%(1~3~6~12mL)


神経系用剤(含む別用途)/非定型抗精神病薬(DSS)/抗精神病薬
オランザピン】オラザピン錠10mg


ジプレキサ錠2.5mg~5mg~10mg、ジプレキサ細粒1%、ジプレキサザイディス錠2.5mg~5mg~10mg ・
神経系用剤(含む別用途)/非定型抗精神病薬(MARTA)/抗精神病薬・双極性障害治療薬 

【フルニトラゼパム】サイレース錠2mg
ロヒプノール錠1~2、サイレース錠1mg~2mg
催眠鎮静剤,抗不安剤/ベンゾジアゼピン系/睡眠導入剤
【クロルプロマジン塩酸塩】
コントミン糖衣錠12.5mg就薬
コントミン糖衣錠12.5mg~25mg~50mg~100mg
クロルプロマジン製剤/精神神経用剤
チアプリド塩酸塩

グラマリール錠25mg~50mg、グラマリール細粒10%
他の中枢神経系用薬/その他/ベンザミド系精神神経用剤
【デュロキセチン塩酸塩】
サイバルタカプセル20mg
サインバルタカプセル20mg~30mg
抗うつ剤(SNRI)/セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤
【クエチアピン フマル酸塩】
セロクエル100mgセロクエル25mg
セロクエル25mg錠~100mg錠、セロクエル細粒50%、ビプレッソ徐放錠50mg
非定型抗精神病薬(MARTA)/抗精神病剤
【ブロチゾラム】0.25mg
レンドルミン錠0.25mg、レンドルミンD錠0.25mg
催眠鎮静剤,抗不安剤/チエノジアゼピン系/睡眠導入剤
【クロナゼパム】
ランドセン0.5mg
リボトリール錠0.5mg~1mg~2mg、リボトリール細粒0.1%~0.5%、ランドセン錠0.5mg~1mg~2mg、ランドセン細粒0.1%~0.5%
抗てんかん剤/ベンゾジアゼピン系/抗てんかん剤
【ガランタミン臭化水素酸塩】
レミニールOD錠8mg
レミニール錠4mg~8mg~12mg、レミニールOD錠4mg~8mg~12mg、レミニール内用液4mg/mL
他の中枢神経系用薬/アセチルコリンエステラーゼ阻害薬/アルツハイマー型認知症治療剤
【メマンチン塩酸塩】
メマリー錠5mg
メマリー錠5mg~10mg~20mg、メマリーOD錠5mg~10mg~20mg、メマリードライシロップ2%
他の中枢神経系用薬/NMDA受容体拮抗薬/NMDA受容体拮抗 アルツハイマー型認知症治療剤

【】
【】
【コントミン糖衣錠25mg】
【グラマリール錠25mg】 

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